所有と体験
グッズやアクセサリーなどの「モノ」を購入する場合と、映画を見たりバンジージャンプをしたりなどの体験「コト」にお金を払う場合があります。
スマホアプリで漫画を読むのは「漫画を読む体験」に課金しているな、とふと思い。
電子書籍が出だしたころ賛否両論あったし、自分も本が電子というのに違和感があり受け入れにくかったのですが、今ではアプリで漫画を読んでばかりいます。
電子書籍は読書体験を購入しているのかぁ、としみじみ思いました。
紙の本しかなかった頃ももちろん読書体験を買っていますが、本というモノも必ずついてくるので、モノを買っているのか/コトを買っているのかがあやふやだったのだろうと思います。
もちろんモノとして漫画を買う人もいるでしょう。紙の本を本棚に並べたり、端末に全巻揃えるために買う、グッズのような買い方です。
モノとしてとコトとしても成り立つ漫画ってすげぇなって思いました。
また、漫画だけじゃなくて音楽や映像も「視聴体験」を楽しむものだからサブスクが成り立つのだなと思いました。
モノだと思っているものが実は本質はコトの方だっていうものが他にないかちょっと考えたくなりました。